変態ジジイVSパリピトリオ 映画「ドントブリーズ」ネタバレ無し
皆さん、2018年全米ナンバー1ホラーは何か知っていますか?
そう、It越えと言わしめた「クワイエットプレイス」です。
ざっくり説明すると。
音を鳴らすと、耳が良いクリーチャー(目は見えない)がやってきて殺されてしまう。子供3人おるし、妻妊娠しとるしピンチ過ぎる!!バレない様に静かにしよう。という話です。
学級委員に「静かにしてください」なんて言われてた男子は即死です。
音をたてたらクリーチャーがやってくるって怖いですよね。
だがしかし!音をたてなければいいだけ?B級クエストだわ!!
という事で本日紹介するホラー映画は
「ドント・ブリーズ」です。
2016年に上映された映画で、こちらも20年に1本のホラー映画なんて言われてました。
「ドント・ブリーズ」=息をするな・・・・
これはG級クエストだ!という事で大まかなあらすじ!
~あらすじ~
この映画は、音をたてるとおじいさん(目が見えない)がやってきます。(おじいさんが苦手だという人はお控え下さい。)
家族の問題などで地元を出るための資金が必要なロッキー、恋人のマニー、友人アレックスは空き巣でお金を稼ぎ、カリフォリニア移住計画を進めていた(カリフォルニアに行くときはシャークネードに気を付けよう!) しかし、日々の小さな空き巣ではお金がなかなか貯まらずイライラ。そんな時、3人にビックニュースが舞い降りる。なんと、娘が車で引き殺され、その示談金で大金を持っているという噂の、目の見えない老人が近くにいるとの事。
いつ盗むの? 今でしょ!!!
と林先生節で3人は老人の家に忍び込む。
だが、老人は、盲目の代わりに驚異的な聴覚を持っており、しかも元傭兵だった(どんなジジイやねん)。明かりを消され屋敷に閉じ込められた3人は、息を殺して脱出を図るが・・・。
この映画の私的怖楽ポイントをご紹介。
1つ目は、音をたてたらおじいさんに殺されるという緊迫状況のスリリングさです。
このように、隣におじいさんなんて状況はザラです(ドントブリーズ)。
家に忍び込む前、おじいさんの家を確認しにいった時、杖をついて猫背でヨボヨボ歩いておじいさん。パンプアップでもしたのでしょうか?愚地独歩並みにムキムキになっていました。3人の舐めプが招いた悲劇ですね・・・。
2つ目は、サイコパスじーさんです(でんじゃらすじーさん風)。
おじいさんに逃げながら、お金の場所を探っていると地下室には・・・
監禁された女性が縛られて捕まっていたのです。しかも、この女性を自分で殺しておじいさん号泣(サイコパスじーさん)。後々分かってくるのですが、娘を殺されたおじいさんは、その時から女性の監禁を始めたのです。
おじいさん「俺は、拷問もレイプもしない。9か月ここにいれば、元の生活に戻してやる。」
SZ(サイコパスじーさんの略称)はそう言い放ち、スポイトの様なものを持って私に近づいてきたのです・・・(こころ風)
ここは是非見てほしいです、おじいさんの闇が垣間見れます。女性の方は、凄く不快に思う方もいそうなので注意です。
3つ目は、葛藤の中で際立ち始めるおじいさんの戦闘力です。
アニーは、妹が虐待を受けている事もあり、どうしてもカリフォルニアに移住したい。金が必要なんです。勿論警察を呼んでおじいさんから助けてもらうという選択肢もありましたが、命よりお金、脱出に図るのです。しかし、その癖もうお金を持って逃げれるのに他の人を守ろうとしたりアニーには少しイライラしました。
しかし、まぁおじいさんが強い強い。ほんとに盲目って位的確に動きますし。誰も外に出れないようにドアに南京錠をつけたり、ボルトをつけたりします(見えてんだろ絶対)。しまいには、スタンドの狂犬を遠距離の武器をして使ったり(ザ・フールかよ)。リボルバーを出し始めたり。勿論こちらは目が見えているので奇襲をかけます。鉄パイプで殴って殴って蹴って殴って・・・。しかし何を隠そうこのおじいさんタフなのです。最後まで見ていただけたらおじいさんのタフさが分かります。
おじさんの猟奇性と、捕まったら終わの鬼ごっこ的な恐怖感。
なによりおじさんの目の虚無感が怖いのなんの・・・。
88分ととても見やすい映画となっています。
映画の秋という事で、クワイエットプレイスと合わせて是非見てみてください!
あなたは、クリーチャーとおじーさん。
どっちが怖いのか!?感想ください(笑)