サイコパスって強いの?弱いの?映画【ファンハウス】
どうも、たきしーどです。
皆さんサイコパスって知っていますか?
映画にもサイコパスを題材にした作品は多く、有名どころだと、「悪の教典」のハスミンがいますね。「It」のペニーワイズのモデルとなった、ゲイシーもサイコパスと言われています。
まぁ、ざっくり言うとサイコパスとはやばいやつの事です。
殆どの映画では、シリアルキラーやサイコパスは基本1人しか出てきません。
しかし今回視聴した「ファンハウス」は6人ものサイコパスが出て来るのです。
そんなやばすぎる?サイコ映画をご紹介。
(引用:ファンハウス - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画)
・2015年製作
・製作国 アメリカ
・上映時間 93分
・たきしーど評価 ☆☆★★★(暇なら見てね)
あらすじ
ハロウィンで若者が盛り上がる中、精神病棟に収容されていたサイコパス6人が逃走。
彼らが訪れたのは、リアルな出来で有名なお化け屋敷だった。ハロウィンで何も知らずに遊びに来た若者たちは、次々にサイコパスによって殺されていく。
若者は殺人がアトラクションの一部だと思い込み、全く通報しない。
果たして、殺人ショーを止めることはできるのか。
ここは殺人さえもアトラクションになるファンハウス!!
登場するサイコパス
6人のサイコパスの特徴をざっくり紹介。
ポスターで横に並んでいる、6人がサイコパス達です。
後ろのでっかいおじさんは、開幕10分で死にます(なんで一番大きいんだよ・・・)。
・人肉料理人
殺した客を調理して、客に出す料理人サイコパス。
殺そうとした客から反撃を喰らい、目に傷があるのが特徴。
・イケメン先生
歯医者のイケメン先生。彼のモットーは「全部ぶち抜く!!!」(は?)。
虫歯治療ドリルで、クランケの頭蓋骨までぶち抜く!
・人間剥製士
死体を剥製にして保存するのが趣味の初老。女性の剥製が大好き。
・地下最強殺人レスラー
地下格闘技の試合で、相手を殺したことから殺人に目覚める。獄中では、三人の看守を殺し、医者を半殺しにした殺人レスラー。
・予言者
集団自殺の首謀者。宗教の教祖的存在で、知性が高い。
・スティッチガール
殺した人の目と口を縫い合わせる、極悪非道のサイコパス。
製作者側のセンスが光る、個性的な恰好が特徴(ハーレクイーンに似てね)。
(引用:映画 ファンハウス (字幕版) フル動画|ネット動画配信サービスのビデオマーケット)
この個性的な6人が殺戮ショーを繰り広げます。
ネタバレ含む
ここから先はネタバレを含みます!
ストーリ
序盤
ハロウィンで世間が賑わう中、精神病棟に5人のサイコパスの取材をしに女性がやっくる。この女性は、記者に化けたスティッチガールで、色仕掛けやナイフを使い、看守を次々に殺しサイコパス達を脱走させます。
5人も極悪人収容しといて、セキュリティー実質1人ってなんやねん
なんて野暮な事は言わず。
サイコパス達は、ハロウィンでお化け屋敷が行われる会場にたどり着く。
なんとこのお化け屋敷は、スティッチガールがこの日のために実業家を騙して作らせた、殺戮ショーの舞台だったのだ。(どんだけ人を殺したいんだよ・・・)
中盤
お化け屋敷には、歯医者の道具が揃った部屋、料理部屋、教室とそれぞれのサイコパスのための部屋が準備されており(スティッチ有能)、サイコパス達は自分の配置につきます。ハロウィンのイベントという事で、日曜のイオンの駐車場位若者は集まり、何も知らない若者たちはお化け屋敷の中に次々と入っていく。
サイコパス達は、次々に人を殺していくが、若者たちはこれもお化け屋敷のアトラクションと思い込み、殺戮ショーだと気付かない。リアルだと気付いて警察に電話をしても、保安官達にイタズラ電話と思われ応援も来ない・・・。
そんな中、2人の保安官が殺戮ショーの存在に気付き助けに向かう。保安官2人が、応援を呼ばないのは何でとか疑問を持たない様に!誰しもパニックな状況は頭が真っ白になるよね!
終盤
若者たちは、これが本物の殺戮ショーと気付いた時はもう遅く、出口は封鎖されてしまう。若者たちは保安官と共闘し、サイコパスを撃退していく。
6人全員を倒し、事を終える。生存者が救急車に乗ると、死んだはずのスティッチが乗せられていたのであった。end
感想
サイコパス達の無個性
基本的に、サイコパス的なヒール役って「ジョーカー」のように、魅力的なキャラクターの場合が多いですよね。冒頭、5人のサイコパスの紹介を聞いて私は「こんな個性的な悪役がこんなにもいるって!!!」と、胸を躍らせていました。
しかし
いざ殺戮ショーが始まると、首を折ったり、ナイフで切ったりするだけで、てんで個性がない・・・・・。殺しの美学みたいなものが皆無で、唯蹂躙しているだけの奴らって感じでした。風貌も普通だし。
そしてなんと言っても弱い!
人肉料理人に至っては、若者二人にボッコボコにされてやられます。6人のボス的ポジションの預言者も普通にピストルで撃たれて死にますし・・・
個性的で魅力ある悪役だから惹かれるのに、残念でした。
コメディーも薄め
一応この映画、ジャンル的には「コメディーホラー」なんですが、コメディー要素かなり薄めです。殺人が行われているのに、ハロウィンのアトラクションだと思い気付かない事を軸にしているので、コメディー感は出てますが、死体って匂いで明らかに分かるやろ・・・(言わない)
唯一面白かったのは「セックスの癖が強い」ことです(笑)
男が、俺の事を大統領と呼べ~と言いながらやってるのは意味不明すぎて笑えました(笑)。女呼ばないし。癖が強いセックスが見たい方は、必見です!!!
総括
テンポは良くて、時間も短いので比較的見やすい作品でした。
グロ描写はかなり多めですが、血がブッシャー程度のグロさですので、苦手な人も見やすいと思います!
しかし、内容は特に無いですし、無個性サイコパス達が次々に若者を殺すだけですので、あまりオススメはしません・・・。
週末暇すぎて・・という方は見てみては!
内容がしっかりしたホラーが見たい人は、こちらを是非!
それでは!