ハロウィンって言ったらゾンビだよなぁ?
ハッピーハロウィン!!
皆さんはハロウィンと言ったら何ですか?
渋谷の仮装?クラブでの仮装?友達とのパーティー?
そもそもハロウィンって何だ?
何だよそれ堅苦しい!!!ハロウィンと言えばゾンビ一択じゃ!!!
という事で今回はゾンビ映画のご紹介。
今回紹介する映画は「ナイトウォッチメン」です。
あらすじ
プリンポ(ポスターのおっきなピエロ)率いるピエロ団体がルーマニアで講演中、謎の疫病で全員お亡くなりになってしまいます。疫病なので、死因調査をしなければ!という事で、ピエロ達をピエロの衣装を着せたまま棺桶にいれて故郷アメリカに直送します。ルーマニアでは死因調査なんて出来ません、アメリカの方が医療が進んでいますからね!!!!! しかし、アメリカンジョークなのかプリンポの遺体がビルに運ばれ、何も知らない警備員さん達が棺桶を開けると、プリンポは吸血鬼となって謎に復活を遂げてしまう。(プリンポに噛まれた人は吸血鬼になり、その吸血鬼に噛まれても吸血鬼になります)
増殖する吸血鬼の中、警備員さんたちは社員を守ることができるのか・・・そして、吸血鬼を根絶やしにする事が出来るのか・・・・
といった、よくある(いや、ない)パニックゾンビ映画です。
「ショーンオブザデット」に似たコメディーゾンビ映画なので、「ゾンビ苦手だなぁ・・・」という方にも比較的見やすい作品だと思います。
個人的面白いポイント
吸血鬼・・・・?
吸血鬼とあらすじでは言いましたが、見た目はもうゾンビです(笑)
この世に100パーセントの事なんてないと思っていました。しかしコペルニクス的展開(物事の見方が180度変わってしまう事)が私の中で起きました。これを見て「うわぁ、吸血鬼だ!!!」って言う方は100パーセントいない、この世で絶対的な事はこれだけです。と余談はさておき、こいつらはゾンビじゃなくて吸血鬼。弱点はしっかりと、ニンニク・十字架・日光、そして杭!!!!
ニンニク、十字架を近づければ逃げますし、日光を浴びれば溶けてしまいます。そして、杭で刺せば死にます、杭で刺せば死ぬんです(大事な事なので2回言いました)。
なによりこの映画の吸血鬼の面白い設定は、死ぬとおならの様な音を出して臭い匂いを出す事です。やっとこさ吸血鬼を倒して一同一安心なシーンでも、その後に必ず「プ~~」っとおなら砲が発射されるので、どんなに怖かったシーンでも和みます。そもそも怖いシーンなんて皆無なのですが・・・・・。
アフレコか?と思うような意味不明な会話
私は海外の映画を見る時、基本的に字幕をつけて日本語訳で見るのですが、この映画はYoutubeなどに挙げられている映画の面白アフレコか?と思うようなシーンが多々ありそれが笑えます。その一つをご紹介。
警備員の1人は大の真面目(ケン)で、吸血鬼が発生しているという異常事態にも関わらず、銃を使う事は業務違反だ!と堅物を発揮していると、バンド上がりのナンパ警備員(ラジープ)が呆れて、業務書と思われる書類をビリビリに破るシーンでの会話。
ラジープ「こんな事態だぞ、こんな決まりなんて関係ない(書類を破る)」
ケン「辞めろ、破るんじゃない」
ラジープ「糞くらえだ!!!!!」
ケン「お前が今破っているのは、業務書じゃない。俺が20年かけて書いた官能SF小説だ・・・・・」
ラジープ「それは・・・、すいません。」
ケン「あぁ・・・、許そう。」
まず、官能SF小説ってなんやねん!!!そして、何故それを突っ込まず当たり前かの様に謝る!!!本当にこんな会話ばっかりです。吉本新喜劇みたいで笑えます。
人間の虚栄心
この映画に出てくる警備員は4人いるのですが、みんな個性豊かでたくましい性格と冒頭で自己紹介されました。黒人で、ちょい悪でクールなシゲッツ。ハードコアバンドマン上がりのドラマーのラジーブ。昔軍人をしていた時期があるケン。イギリスでは懸賞金をかけられている、2人殺した前科を持つルカ。
実は全員全く違う性格なのです!!!
ネタバレになるので、言いませんが。常にナイフを持ち、戦闘では華麗な銃さばきを見せていたルカは実は○○○なのです(是非見てみてください!)。
もしかしたら、見た目はゾンビで中身は吸血鬼というのもこの延長線上で、文明社会が発達した今、本当の自分を見せることが出来ない人間への警鐘なのかもしれませんね、この映画は・・・(絶対にそんな深い意味はない)
最後に
この映画はゾンビ映画やホラー映画が苦手な人でも全然見れるコメディー要素満載の映画です。ゾンビ・ホラー映画みたいけど苦手で・・・という方は是非見てみてください!入りにはピッタリかも。
この記事を書いていたらハロウィン終わってしまってました(笑)
それでは11月も皆さん頑張りましょう!!